巨大子宮筋腫をとる!!検査★手術★術後

巨大子宮筋腫手術についての備忘録です

術後2日目

熱は7度台に下がった。

全日尿の管が取れたので自分でトイレに行かなくてはいけない。

まず、お腹に力を入れられないので

横向きになって、手の力で体を起こし、

そろ~り、そろ~り歩いていく。

看護師さんに、とにかく歩いてください。

と言われ続けていたので、がんばって歩く。

こんなに大きな傷を抱えているのに歩けって

鬼だな。

でも、歩いて腸を動かさないとガスも出ないし

ガスが出ないとごはんが食べられない。

退院を伸ばしたくないので、頑張る!

 

術後の熱

翌日。

眠れないかと思いきや、ぐっすり眠れた。

でも熱が下がらない。

8度ある。

痛み止めやら、抗生物質の薬を飲み、

水分を取ったりする以外は基本何もできない。

手術の疲れ?と、熱があるため、頭がぼーっとしている。

スマホを見る気にもならないし、テレビも見たくない。

思ったより体力を消耗していた。

尿の管を取った途端、看護師さん「立ち上がってみましょうか」と。

管がないので自分でトイレにいかなくてはならないし、

術後はとにかく歩かないといけない。

がんばって起き上がり、ベッドから立ち上がった。

「つ、つらい…」

とりあえず、3mくらい歩きベッドへ。

子供たちが来てくれたが、ぐったりしている私を見て

心配になったに違いない。

 

*閲覧注意!* 超巨大筋腫とれました 

手術は3時間くらいで終了したらしく

術後に先生から家族への説明があった。

その際採った”ブツ”を見せてくれると、あらかじめ先生から

聞いていたので、主人に写真を撮っておくようにお願いしてあった。

 ↓↓ 以下 私の超巨大筋腫画像です ↓↓ *加工しましたがグロいので閲覧注意!!

 

 

 

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3,5キロ

20㎝

まん丸した元気な子です(笑)

先生曰く、へそ上まで切らないといけないかと思いましたがへそ横までで済みました。との事。

傷口は全長15㎝。 がっつり切られてた( ;∀;)

 

 

 

手術当日

私の手術予定時間は13時から。

朝6時に起床。検温等済ませあとは残りのOS1を飲みながら読書。

どうやらお隣の方は今日退院らしい。おめでとうございます。

今日の手術の付き添いは、主人と義母が来る予定。

手術の2時間前に来る。

その前に浣腸をしたり、手術着に着替えたり。

緊張感はほとんどなかった。あーこのお腹とおさらばできる!

手術後がたのしみだなー!くらいの感じだった。

 

病室に新しい患者さんが入院してきた。私の前のベッドだ。

トイレに出たときにたまたま居合わせて挨拶した。

明るく、話好きそうなマダム。腹腔鏡で筋腫を取るそうだ。

 

予定通り11時に家族が来院。ほどなくして看護師さんが

「前の手術が押していて、少し遅れるかもしれません」と教えてくれた。

結局手術室に呼ばれたのは13時半過ぎ。

手術室の前で2人と別れ、「いってきまーす♡」と言うと

主人「ぜんぜん緊張感ないね(苦笑)」と言われる。

はい、うれしいくらいなので。

そこからはあっという間だった。手術台に乗り、

先生たちの手際のいいこと!恐怖の脊髄麻酔もなんのことはなく、

「マスクをしたら3で意識がなくなります1、2...」

3の前2.1くらいで飛んだ。

 

手術室から出てきた私に主人が「頑張ったね」と話しかけたところ

「私はがんばってない」と言ったそう(笑)

まったく覚えてません!!

⇒たぶん私は寝ていただけで頑張ったのは先生という意味だと思う..

 

次に目を覚ましたのは病室だった。

先生に名前を呼ばれ、「すっきりしましたねー。3.5キロもありましたよ!」

と言われて「えーーー!!」と反応した後また記憶が飛ぶ。

次は寒くて目が覚めた。体中色んな装置がついている。

足はエコノミー症候群にならないようにエアーポンプがついていて

シュープホー シュープホー」と絶えず鳴っている。

主人が傍らにいたので、「寒い~」というと、丁度看護師さんが来て

電気毛布をかけてくれた。熱が上がってきているらしい。

10分おきに看護師さんが様子を見に来る。

その度に体温を測るので、徐々に熱が上がってくるのがわかる。

この日から3日間7度台の熱が続いた。

ちょっとずつ周りの器具類が取り外され

意識も徐々にはっきりしてきた。

 

落ち着いた頃、主人が帰って行った。

「じゃまた明日来るね」と私の足をさすりながら。

なんかやさしさを感じた。

 

 

 

入院当日

病室は4人部屋で、既に窓側に2人入室していた。

カーテンで仕切られていてどんな方が入っているかは不明。

私のベッドは廊下側。

早速着替えて担当看護師さんによる説明病棟の案内等。

バタバタしている間にお昼の時間。

夜ごはんは出ない予定なのでこれを食べたらしばらく

食べ物は食べられない。

夕方から次の日の9時までに、OS1を3本と、似たような飲料を2本

脱水症状予防のために飲まなくてはならない。

これがかなりきつかった。

看護師さんからは、飲みきれない人が結構いるので、早めに少しづつ

飲み進めてくださいと言われた。

ビールだったら余裕でいけるけどね。

おかげでお腹たっぷたぷで空腹を感じませんでした。

夜もぐっすり眠れました。

 

入院準備

持ち物

パジャマ×3:前開きワンピース型×2 ロンTワンピ×1 ズボン

パンツ×4

ブラトップ×4

靴下

シャンプー&コンディショナー&ボディソープ

洗顔料&化粧水&美容液 等

タオル大1・小2

洗濯洗剤・ジェルボール

スニーカー(サンダルはNGと言われた)

図書館で借りた本5冊

勉強用の本1冊

スマホの充電

財布

 

持ち物のほかに1週間以上留守にするので、

主人&子供たちの役割分担をエクセルで作成。

個々のスケジュールに合わせて家事を均等に配分し

毎日の献立も考え、食材も買い出しに行き冷蔵庫に詰めた。

ただ、義母が心配になったようで、当初はたまに様子を見に行くと言っていたのが

やっぱり泊りで1週間いるわ。ということに。

それで家のことは心配なくなりました。

でもいい機会だから、お義母さんはいてくれるだけでいいから

家事は主人&子供たちにやらせてください!とお願いした。

まぁなんとかなるでしょ。

 

入院説明と麻酔についての説明

手術1週間前。

入院説明を聞くために病院へ。

主に手術前の質問や持ち物の確認等で30分程度。

からの麻酔科医からの麻酔説明。

今回は開腹手術なので全身麻酔を行う。

過去に盲腸で手術経験がある私。

脊髄に注射を打たれたときにあまりの違和感で

気持ち悪くなり嘔吐した経験がある。

手術でお腹を切られるということよりも

その注射が一番怖い!!

何としても麻酔科の先生にそのことを伝えたい!

と意気込んで麻酔科へ。

麻酔科の先生はやさしそうなおじさん。

一通りの説明を聞き最後に質問ありますか?と聞かれ

すかざず盲腸の時の話をすると、

「昔は確かにぐりぐりと場所を探すことがあったかもしれません」

「今回の注射はかなり細い管を通すだけなのでほとんど違和感はないですよ、安心してください」と言われ、ほんとにホッとした。