巨大子宮筋腫をとる!!検査★手術★術後

巨大子宮筋腫手術についての備忘録です

〇子さんと叔母さん3

叔母さんは今日も飛ばしている。

もう退院して家へ帰りたいとごね始めた。

何度もナースコールを呼ぶ音がするが、

看護師さんもなかなかやって来ない。

「看護師さ~ん、看護師さ~ん」と叫ぶ。

ご飯も食べないらしい。

しまいには、点滴の管を引き抜いてしまい、

看護師さんたちもいよいよギブ。

その日の午後、担当医と〇子さん、ケアマネジャーの方などが

病室に集まり話し合いが行われた。

(ドア閉めればいいのに、全部丸聞こえなんですよ)

家へ帰りたい叔母さん。病院でしかっり直してほしい〇子さん。

もう面倒見切れない病院。

それでも折れない叔母さん。

最後「叔母さんお願いだから入院して元気になってーーー」

と号泣する〇子さん。

こちらまで悲しくなってきました。

さぁどうなるでしょうか。

それぞれの事情

私の入院している部屋は4人部屋だ。

そのうち3人は同じ子宮筋腫の手術。

あとの1人は婦人科系の病気のようで

詳しくはわからないが、検査ではあまりいい数字ではない様子。

ご主人がデリカシーのない人らしく、

「もう、お父さんイヤ、来ないでいいわ!」と言われていた。

隣のベッドの人とは話さなかったが、

ご主人と息子さんの3人暮らしのようで、

ご主人のことを「あのブタ」と呼んでいた。

それも、自分の両親に話すときにそう呼んでいたので

相当なブタと想像できる(笑)

手術後に「筋腫すごい大きかったって、1,2キロ!」と

話していたのを聞き、”いやいや、私。3,5キロ!”と

勝った気分になる。

前のベッドのご婦人は、明るく気さくな方だった。

開腹手術ではなく腹腔鏡手術ということで

うらやましく思ったが、術後の大変さはそんなに変わらないように見えた。

 

そして私が入院している間、ブタは現れなかった…。

〇子さんと叔母さん2

前の1人部屋の叔母さんは厄介な入院患者だった。

まず、自分の置かれている状況が把握できていない。

歩けないのだから、当然尿管に管が入っている。

しかし、それが気に食わないようで、外せと大騒ぎし、

看護師さんもついついケンカ腰になってしまっている…。

結局外して、自分でトイレに行かせてみるものの

案の定歩けない。でも管をつけたくないと騒ぎ、

結局オムツをつけることになった。

2、3時間おきに「〇子~、〇子~」と

姪の〇子さんの名前を叫ぶ。

しまいには「〇子~、私を捨てたの!裏切者ーー」

と叫ぶ始末。そして看護師さんが〇子さんを電話で呼び

〇子さん登場。これの繰り返し。

〇子さんも疲れている様子。

しかし、この〇子さんとても良い人で

叔母さんのことをとても心配している。

「叔母さん、私は叔母さんが大好きなの。だから早く良くなろうね」

と、励ます。2人のバックグラウンドはわからないが

なにか色々あったに違いない。

迷惑な入院患者 〇子さんと叔母さん1

手術の次の日、前の病室に患者さんが入って来た。

前の部屋は1人部屋だ。どうやら意識不明らしい。

翌日、意識が戻ったようだが、自分がどこにいてどのような状態なのか

わかっていないようで、しきりに「〇子~〇子~」と

娘?の名前を叫んでいる。声からすると、7,80代のおばあさんか?

その度に看護師さんがなだめに行くのだが、

〇子を呼べ!と騒ぎ、1時間後、〇子さん登場。

前の部屋だが、基本病室は全室ドアが開け離されており

会話の内容がダダ洩れになっている。

その会話の内容からすると、おばあさんと〇子さんは伯母と姪の関係らしく

一緒に暮らしているようだ。〇子さんは教職についているみたいで、

日中は病室にいることができない。

〇子さんが病室にいればいいが、夜になって帰ると

おばあさんが騒ぎ出す。

「〇子~〇子~、どこに行ったのー」と言いながらナースコールを押す。

その度に看護師さんは呼ばれ、「〇子を呼んで」と言う。

1時間おきにこの繰り返し。

正直、迷惑。

起きているときは、スマホで音楽を聞いていられるのでまだいいが、

夜中に騒ぎだしたときは、ほんとにイライラした。

ドアを閉めに行くのだが、決まりなのか

看護師さんが来るとドアを開けられてしまう。

翌日、早朝から〇子さんは病院へ呼び出されていた。

プヨプヨ

熱はまだ7度ちょいあるけど、だいぶ楽になってきた。

ガスも出て、きょうからお粥がでる。

といっても、粒のない”米ゆで汁”みたいなやつ。

でも、久しぶりの食物はありがたみを感じました。

朝の回診時、主治医がお休みだったので別の先生が来た。

ちなみに、ここの病院の婦人科、3人女性であと4名男性。

1人おじさんで、あと3人は割と若い。

そして揃いも揃ってイケメン。

そのうちの30代くらいの医者。

私のお腹を触診後

医者:「このプヨプヨは前からですか?」

私:「へっ。。。?」

”プヨプヨ?ぷよぷよ?プヨ。。。。?”

こ、こいつ、人の腹つついて「プヨプヨ」って言った!!!

あーそうだよ、おばさん腹だよ。俗にいう浮き輪肉っすよ!

とは言わなかったが、医者の発言に大変衝撃を受けた。

言葉を選びなさい!そして言っていいことと悪いことがあるぞ!

人間教育が足らん!!

謎の湿疹現る

太ももの内側&裏側に湿疹ができた。

20歳超えたくらいから、熱が出ると現れるようになった。

回診時、先生に相談すると、かゆみ止めを出してもらうことに

なったが、手術とは関係ないと思うということだった。

たぶん、熱のせい。

ただ、くすりの原因も考えられるので、念のため今飲んでいる薬を

違う物に変えてみましょう。との事だった。

でもその後、湿疹の出る場所が広がっていき

ふくらはぎ、頭、お腹の一部となってきたため

皮膚科を受診することになった。(総合病院なので)

皮膚科の先生いわく、薬の可能性が否定できないが

原因特定するには血液検査とかして大掛かりになるので

そこまで望まないのであれば、今常用している薬を変更して

かゆみ止めの薬を併用して様子を見てもいいのでは?

ということで、原因はわからなかったけど、

私のなかでは熱のせいとわかっているので、いいです。

看護師さんが、前に入院していた人でまったく同じ湿疹が

その人は点滴の抗生物質が合わなくて湿疹が出てたから

それじゃないかしら?と言っていた。

あーその可能性あるかも。

 

術後の痛みと痛み止め

術後数時間で諸々の機械類は取れ、横向きになることも許された。

試しに横向きになろうとした瞬間

「う”っ。。無理だ。。」

激痛。

大体、腹を裂いているわけで、筋肉を切断しているんだから

無理はない。

何もしていなくても痛みがある。

背中から入れてる痛み止めのありがたさ。

チューブの先端手元の丸いのを押すと、

直接体の中に入っていく優れもので

痛かったら我慢しないで何回でも押していいですよー

と、看護師さんから言われていた。

もちろん遠慮せず押しまっくたさ。

1回につき¥取られるなんて知らずに。。。